30代後半になってから、食費のことを前よりも気にするようになりました。
外食やコンビニが続くと、月末に家計簿を見て「今月もけっこう使ったな」と感じることが増えました。
できるだけ自炊して、食費を抑えたいと思っていたんです。
それで週末になると、スーパーで安くなっている野菜や肉をまとめて買っていました。
キャベツ、もやし、きのこ、鶏むね肉、豚こま、豆腐、納豆。
買った直後は「これで今週はかなり節約できそう」と少し安心していました。
でも、問題は平日でした。
冷蔵庫の食材を使い切れず食費のムダが増えていた
仕事から帰ってくると、もう料理のことを考える気力がほとんど残っていません。
冷蔵庫を開けても、何がどこにあるのかすぐに分からない状態でした。
奥の方に入れた食材を取り出すのも面倒です。
結局、目についた卵や冷凍ごはんだけで簡単に済ませたり、コンビニで買って帰ったりしていました。
そして週末になると、冷蔵庫の奥から使いかけの野菜が出てきます。
期限が過ぎた豆腐や、色が変わりかけた肉を見つけることもありました。
節約のために買ったはずなのに、捨てることになっている。
そのたびに、自分がだらしないような気がして、地味に落ち込みました。
冷蔵庫整理を頑張っても続かなかった理由
冷蔵庫を整理しようと思ったことは何度もあります。
でも、きれいに並べても数日で元通りになりました。
収納グッズを買っても、どう使えばいいのか分からない。
結局、ただの入れ物になってしまうこともありました。
そんなときに見直したのが、「冷蔵庫全体を完璧に整理しよう」とする考え方です。
私には、それが合っていなかったんだと思います。
必要だったのは、きれいな冷蔵庫ではありません。
疲れて帰ってきても、迷わず食材を使える仕組みでした。
冷蔵庫の食材を見える化するために使った収納グッズ
まず取り入れたのが、透明の冷蔵庫ケースと回転トレーです。
冷蔵庫の奥に入ったものを忘れやすかったので、とにかく中身が見えることを優先しました。
細かく分類しすぎると続きません。
最初は「朝食系」「すぐ使うもの」「調味料まわり」くらいのざっくりした分け方にしました。
透明ケースで冷蔵庫の奥の食材に気づきやすくなった
特に変わったのは、奥のスペースです。
以前は、奥に押し込んだものはほぼ存在を忘れていました。
でも、引き出せるケースや回転できるトレーにしたことで、冷蔵庫を開けたときに「あ、これ残ってた」と気づけるようになりました。
たったそれだけなのに、食材の見落としがかなり減りました。
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食材を使い切るために作った「先に食べる箱」
次に作ったのが、「先に食べる箱」です。
これは本当にシンプルです。
冷蔵庫の一番見やすい位置にケースを1つ置きます。
そこに、期限が近いものや使いかけの食材を全部入れるだけです。
半分残った玉ねぎ。
開封した豆腐。
少しだけ余った豚こま。
使いかけのきのこや、期限が近い納豆。
以前なら、それぞれ別の場所に置いていました。
そして数日後に存在を忘れていました。
でも今は、とにかく一か所に集めるようにしました。
「先に食べる箱」は見る場所を1つにするのが大事
最初は「こんな雑なやり方で意味あるのかな」と思っていました。
でも、平日の夜に冷蔵庫を開けたとき、見る場所が1つだけでいいのは想像以上にラクでした。
献立を考える前に、まず先に食べる箱を見る。
そこにあるものを今日のごはんに入れる。
それだけです。
冷蔵庫全体を確認しなくてもいいので、疲れている日でも続けやすくなりました。
平日は包丁なし10分ルールで食材を使い切る
もう1つ、自分の中で決めたのが「平日は包丁なし10分ルール」です。
仕事の日にちゃんと料理しようとすると、どうしても面倒になります。
だから、平日は立派な料理を目指さないことにしました。
たとえば、冷凍うどんに先に食べる箱のきのこや豚こまを入れます。
あとはレンジで温めるだけです。
豆腐と卵で簡単なスープにすることもあります。
カット野菜と残り肉をフライパンでさっと炒める日もあります。
納豆、卵、冷凍ごはんで丼にするだけでも十分です。
見た目は地味でも、家にある食材を使えて、外で買わずに済めば十分だと思うようにしました。
自炊を頑張るより「足すだけ」にしたら続いた
このルールにしてから、平日の夜が少しラクになりました。
以前は「何か作らなきゃ」と思うだけで疲れていました。
でも今は、「先に食べる箱にあるものを何かに足せばいい」と考えるだけです。
料理というより、残り食材を温めて組み合わせる感覚に近いです。
このくらいハードルを下げた方が、結果的に食材を使い切りやすくなりました。
冷蔵庫整理で食費のムダ買いも減ってきた
不思議だったのは、冷蔵庫の中が少し見えるようになっただけで、買い物の仕方も変わったことです。
週末にスーパーへ行く前に、先に食べる箱と透明ケースを見るようになりました。
すると「まだ豆腐がある」と分かります。
「きのこは残っている」「肉は冷凍した分がある」と気づけることも増えました。
その結果、同じものを二重に買うことが減りました。
食費が急に劇的に下がったわけではありません。
でも、ムダがじわじわ減った感じです。
捨てる食材が少なくなったことで、買ったものをちゃんと使えている安心感が出てきました。
何より、期限切れの食材を見つけて落ち込む回数が減ったのが大きかったです。
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冷蔵庫の食材を使い切るには完璧な整理より仕組みが大事
もちろん、今でも疲れている日はあります。
完璧に自炊できるわけでもありません。
でも、以前のように「整理できない自分が悪い」と責めることは減りました。
自分に足りなかったのは根性ではありません。
疲れていても回る仕組みだったんだと思います。
冷蔵庫の整理というと、きれいに並べたり、ラベルを貼ったりするイメージがありました。
収納を完璧にしないといけないと思っていた時期もあります。
でも私には、もっとゆるいやり方の方が合っていました。
中身が見えるケースを使う。
先に食べる箱を作る。
平日は包丁なし10分で済ませる。
このくらいで十分でした。
まとめ:食費のストレスを減らすなら先に食べる箱から始める
食費を抑えたいのに食材を捨ててしまうと、本当に落ち込みます。
でも、冷蔵庫の使い方を少し変えるだけで、そのストレスはかなり軽くなります。
忙しい人ほど、料理を頑張る前に、冷蔵庫を開けた瞬間に迷わない仕組みを作るのが大事だと感じました。
同じように、安いときに買った食材をうまく使い切れずに悩んでいる人は、まず冷蔵庫の一番見やすい場所に「先に食べる箱」を1つ作ってみるのがおすすめです。
きれいに整えようとしなくても大丈夫です。
そこに入っているものから使う。
それだけでも、毎日のごはん作りと食費のストレスが少しずつ軽くなると思います。


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