30代後半になってから、平日の疲れが休日に一気に出るようになりました。
平日は会社員としてそれなりに忙しく働いていて、朝から夜まで気を張っている感じです。
仕事中はやることが決まっているし、周りの目もあるので何とか動けます。
でも、その反動なのか、休日になると急にスイッチが切れたようになってしまうんです。
休日にスマホを見すぎて何もできない日が増えていた
土曜の朝、目が覚めてもすぐには起き上がれません。
とりあえずスマホを手に取って、ニュースやSNS、動画を見ているうちに、気づけば昼前。
そこから「そろそろ洗濯しなきゃ」「買い物も行かないと」「少し運動もしたい」と頭では思います。
でも、体がなかなか動かないんです。
一番しんどかったのは、ただ休んでいるはずなのに、全然休めた感じがしないことでした。
ソファでスマホを見ている時間は、楽しいというより現実逃避に近い感覚でした。
見終わったあとに、妙な疲れだけが残ります。
夕方になると、部屋は散らかったまま。
冷蔵庫も空っぽに近くて、運動どころか外にも出ていない。
夜になると「今日も何もできなかったな」と思って、休日なのに落ち込んでいました。
日曜の夕方になると月曜が不安になる
特に日曜の夕方は苦手でした。
月曜のことを考えると気持ちが重くなります。
でも、月曜の準備をする元気もありません。
カバンの中もそのまま。
着る服も決めていない。
朝ごはんも考えていない。
そんな状態で布団に入るので、寝る前までスマホを見てしまいます。
結局、寝つきも悪くなり、月曜の朝はだるさを引きずったまま始まる。
そんな繰り返しでした。
スマホ時間を減らすためにタイムロッキングコンテナを使ってみた
そんなときに知ったのが、タイムロッキングコンテナでした。
最初に見たときは、正直「ここまでする必要あるかな」と思いました。
スマホを箱に入れて、タイマーを設定すると、その時間まで開けられないというものです。
ちょっと大げさに感じたし、自分がスマホを我慢できない人みたいで、少し抵抗もありました。
でも同時に、「意志の力でどうにかするのは、もう無理かもしれない」とも思っていました。
何度もスマホの使用時間を減らそうとして、アプリの制限も試しました。
でも解除しようと思えばできてしまいます。
「あと5分だけ」と思っているうちに、いつもの休日に戻ってしまうんです。
疲れているときに、自分の意思だけでスマホから離れるのはかなり難しい。
そう感じていました。
休日の朝だけ30分スマホをロックした
そこで、まずは休日の朝だけ試してみることにしました。
土曜の朝、起きてすぐスマホをタイムロッキングコンテナに入れました。
タイマーは30分だけです。
いきなり何時間も入れると不安になりそうだったので、本当に短めにしました。
スマホを箱に入れてロックした瞬間、少しそわそわしました。
何か連絡が来たらどうしよう。
見たいものがあった気がする。
そんな感じで、頭の中が落ち着きませんでした。
でも、スマホが手元にないと、やることがなくなるんですよね。
仕方なく起き上がって、まず顔を洗いました。
ついでに洗濯機を回して、部屋のカーテンを開けました。
それだけなのに、いつもの休日の朝とは少し違いました。
スマホを見ながらダラダラしているときは、時間だけが流れていく感じです。
でも、たった数分でも体を動かすと、「今日はもう一つできた」という感覚がありました。
休日にやることは3つだけにした
その日は、あらかじめ決めていた「3つだけルール」も一緒に試しました。
やることは、洗濯機を回す、スーパーに行く、10分だけ歩く。
この3つだけです。
掃除も完璧にしない。
凝った料理もしない。
充実した休日を目指さない。
3つできたら、その日は合格ということにしました。
これが思った以上に気持ちをラクにしてくれました。
今までは、休日になると「掃除も買い物も運動も、自分の時間も全部取りたい」と考えていました。
でも、その全部が頭の中にあると、逆に最初の一歩が重くなります。
3つだけに絞ると、やることが見えるので動きやすくなりました。
しかも、3つ終わったあとは休んでもいいと思えます。
休む時間の罪悪感が少し減りました。
「何もできなかった日」から「最低限できた日」に変わった
昼過ぎにスーパーから帰ってきたとき、部屋に洗濯物が干してありました。
冷蔵庫には食材が少し入っています。
外を歩いたことで、体も少し軽くなっていました。
たったそれだけです。
でも、「今日は何もできなかった」ではなく、「最低限はできた」と思えました。
タイムロッキングコンテナを使って一番よかったのは、スマホを悪者にしすぎなくて済んだことです。
スマホを見てしまう自分を責めるのではなく、疲れているときは流されやすいから、先に環境を作っておく。
そう考えると、少し気持ちが軽くなりました。
スマホを完全にやめる必要はありません。
休日の最初の30分だけ離れる。
その間に、生活の流れを少しだけ作る。
これくらいなら続けられそうだと思えました。
日曜夕方の30分で月曜の準備をする
慣れてきてからは、日曜の夕方にも使うようになりました。
17時くらいにスマホを30分だけ箱に入れます。
その時間を「月曜の自分を助ける時間」にしました。
やることは本当に簡単です。
月曜に着る服を出しておく。
カバンの中を整える。
朝に飲むものを決めておく。
ゴミをまとめて玄関近くに置いておく。
余裕があれば、仕事で使うものを一つ確認する。
以前は、日曜の夜になってから焦ってやろうとしていました。
でも夜にやると、もう気分が重くなっています。
準備しているだけで、月曜が近づいてくる感じがして嫌でした。
夕方のまだ少し明るい時間にやると、同じ30分でも負担がかなり違います。
準備が終わったあとにスマホを取り出すと、不思議とだらだら見続ける感じも少し減りました。
やるべきことを少し済ませた安心感があるからです。
「まあ今日はこれでいいか」と思えるようになりました。
スマホ時間を減らすコツは意志より仕組みだった
もちろん、毎週完璧にできているわけではありません。
疲れが強い日は、30分ロックする気力すらない日もあります。
そういう日は、10分だけにすることもあります。
洗濯機を回すだけで終わる日もあります。
でも、それでも以前とは違います。
前は、休日を全部失敗したように感じていました。
朝からスマホを見て、昼も動けず、夜に落ち込む。
月曜の不安を抱えたまま寝る。
そんな流れが当たり前になっていました。
今は、たとえ小さくても途中で流れを変える方法があると分かっています。
スマホを箱に入れる。
3つだけやる。
日曜夕方に30分だけ整える。
この3つがあるだけで、休日に対する不安が少し減りました。
最低限のことを済ませると休日にちゃんと休める
特に大きかったのは、「ちゃんと休めるようになった」ことです。
以前の休み方は、スマホを見ながら時間が過ぎて、気づいたら疲れているという感じでした。
今は、最低限のことを済ませたあとにソファで休めます。
「やることを少し終えたうえで休んでいる」と思えるので、同じソファ時間でも気持ちが違います。
月曜の朝も、少しだけラクになりました。
服が決まっている。
カバンが整っている。
朝に何を食べるか迷わない。
それだけで、朝のバタバタが減ります。
劇的に人生が変わったというより、週末の終わり方と週明けの始まり方が、少しなめらかになった感じです。
休日にスマホを見すぎる人は環境を変えるのもあり
タイムロッキングコンテナは、スマホを絶対に見ないための厳しい道具ではないと思います。
疲れている自分を助けるための仕組みです。
休日をもっと充実させなきゃ。
もっと有意義に過ごさなきゃ。
そう思うほど、動けない自分が嫌になります。
でも、いきなり理想の休日を目指さなくてもいいんだと思いました。
まずは朝の30分だけ取り戻す。
やることを3つだけにする。
日曜の夕方に月曜の自分を少し助ける。
それだけでも、「今日も何もできなかった」という夜の落ち込みはかなり軽くなります。
同じように、休日になるとスマホを見て終わってしまう人。
休んだはずなのに疲れが残る人。
そんな人は、自分の意志を責める前に、環境を少し変えてみるのもありだと思います。
頑張る量を増やすのではなく、頑張らなくても動ける形にしておく。
私には、その考え方がかなり合っていました。
休日は、完璧に過ごさなくていい。
少し整えて、少し休んで、月曜の自分を少し助けられたら十分です。
そう思えるようになったことが、今の自分にとって一番大きな変化でした。


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