Hondaズーマーが話題の理由は?中国の新型ZOOMER e: 2026年モデルを整理

「Honda ズーマー」という名前を見かけて、私も最初は「日本で新型ズーマーが発売されるの?」と気になりました。

調べてみると、現在注目されているのは、かつて日本でも販売されていた50ccスクーターのズーマーそのものではなく、中国の五羊ホンダが展開する電動モデル「ZOOMER e:」の2026年モデルです。

2026年モデルでは、従来装備されていた自転車のようなペダルがなくなり、航続距離は最大105kmに拡大。

前後ディスクブレーキやTCSなども備え、かつてのズーマーを思わせる無骨なデザインがより際立つモデルとなっています。

ただし、ここで注意したいのは、2026年8月時点で日本向けモデルとして発売されたわけではないことです。

この記事では、Hondaズーマーがなぜ今注目されているのか、新型ZOOMER e:の特徴や価格、日本で買えるのかについて整理します。

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Hondaズーマーが話題になっている理由

Hondaズーマーが注目されている大きな理由は、中国で展開されている電動版「ZOOMER e:」の2026年モデルが登場したことです。

ZOOMER e:自体は2023年に中国で登場しています。

Honda中国も2023年、電動二輪車として「Honda Cub e:」「Dax e:」「ZOOMER e:」を展開していることを発表しています。

そのZOOMER e:が2026年モデルで大きく変化しました。

主なポイントは、

  • 自転車タイプのペダルを廃止
  • 最大航続距離105km
  • 前後ディスクブレーキ
  • TCSを標準装備
  • スマートフォンによるロック解除
  • ズーマーらしい丸目2灯と鋼管フレーム

などです。

かつて日本でズーマーに乗っていた人や、独特のデザインを覚えている人からすると、「ズーマーが電動になって戻ってきた」と感じるモデルです。

新型ZOOMER e:はペダルがなくなった

2026年モデルで特に目を引く変更が、ペダルの廃止です。

2023年に登場した中国向けZOOMER e:には、自転車のようなペダルが装備されていました。

これは当時の中国における電動自転車の規格に対応するためのものでした。

その後、中国の規格変更によってペダルの装着義務がなくなり、2026年モデルではペダルを廃止しています。

私も旧型と2026年モデルの違いを見て、ペダルがなくなったことで、かなり「昔のズーマーらしい見た目」に近づいた印象を受けました。

むき出しの鋼管フレームや丸型2灯ヘッドライトといった特徴が、より分かりやすくなっています。

航続距離は最大105km

新型ZOOMER e:には、容量の異なる2種類のバッテリー仕様があります。

標準版は48V・24Ahで、WMTC航続距離は80km。

上位仕様となる48V・30Ahでは、最大105kmとされています。

バッテリーWMTC航続距離
48V・24Ah80km
48V・30Ah105km

バッテリーは取り外し可能な方式です。

そのため、中国での使用を前提とした製品ではありますが、自宅などにバッテリーを持ち込んで充電する使い方が想定されています。

最高速度は25km/h

2026年モデルの最高速度は25km/hです。

車体重量は54.5kg。

モーター最大出力は400Wとなっています。

主なスペックを整理すると次のとおりです。

項目ZOOMER e: 2026年モデル
全長1700mm
全幅765mm
全高1030mm
ホイールベース1220mm
シート高728mm
車両重量54.5kg
最高速度25km/h
モーター最大出力400W
航続距離80km/105km
ブレーキ前後ディスク
安全装備TCS

数字だけを見ると、日本で以前販売されていたガソリンエンジンの50ccズーマーとは、かなり性格の違う乗り物だと分かります。

TCSやスマホ連携も搭載

見た目はシンプルですが、装備は現代的です。

2026年モデルには前後ディスクブレーキに加えて、TCS(トラクションコントロールシステム)が採用されています。

さらに「Wi LINK」と呼ばれるスマート機能も用意されています。

スマートフォンアプリやBluetoothなどによるロック解除に対応し、USB充電ポートやクルーズコントロールも備えています。

昔のズーマーの無骨なスタイルを残しながら、中身はかなり現代的な電動モビリティになっているところが面白い点です。

ZOOMER e:の価格はいくら?

中国での2026年モデルの標準版価格は、5999元と報じられています。

2026年7月28日時点のヤングマシンの記事では、日本円換算で約15万円として紹介されています。

ただし、日本円への換算額は為替によって変動します。

また、この価格は中国市場での価格です。

日本で同額程度で購入できるという意味ではありません。

輸入費用や登録、保険、法規への適合などを考える必要があるため、「日本でも15万円で買えるズーマー」と考えるのは避けた方がよいでしょう。

日本で昔販売されていたズーマーとは?

日本で販売されていたHonda「ズーマー」は、49ccエンジンを搭載したスクーターです。

Honda公式サイトに残る過去の製品情報では、メーカー希望小売価格は24万3000円とされています。

大きな特徴だったのが、一般的なスクーターとは大きく異なるデザインです。

車体を覆うカウルを極力使わず、フレームを見せたスタイルと丸型2灯のヘッドライトが特徴でした。

現在Hondaのズーマー公式ページは過去モデルとして残っており、掲載情報は2019年9月30日以前のものと明記されています。

つまり、現在日本で通常販売されている新車の「ズーマー」と、今回の中国向け「ZOOMER e:」は分けて考える必要があります。

新型ZOOMER e:は日本で発売される?

ここが最も気になるところです。

結論からいうと、2026年8月7日時点で、日本向けZOOMER e:の正式な発売発表は確認できません。

現在話題になっている2026年モデルは、中国の五羊ホンダが展開するモデルです。

ヤングマシンも「国内未発売」としたうえで、日本では法規が異なるため、そのままの仕様で公道を走らせるのは難しいと指摘しています。

特に注意したいのは、中国で「免許不要」とされているからといって、日本でも免許不要になるわけではないことです。

中国と日本では車両区分や交通法規が異なります。

したがって、

「ZOOMER e:は免許なしで日本の公道を走れる」

と解釈するのは誤りです。

日本導入については、Hondaから正式な発表があるかを見る必要があります。

Honda ZOOMER e:のファクト表

項目内容
モデルZOOMER e:
メーカー五羊ホンダ
市場中国
2026年モデルの大きな変更ペダル廃止
最高速度25km/h
最大航続距離105km
モーター最大出力400W
車両重量54.5kg
シート高728mm
ブレーキ前後ディスク
安全装備TCS
スマート機能Wi LINK
標準版価格5999元
日本発売2026年8月7日時点で正式発表を確認できず

なぜ今「Honda ズーマー」が検索されている?

今回Hondaズーマーへの関心が高まっている背景には、2026年モデルのZOOMER e:が改めて国内メディアで紹介されていることがあります。

特に、

「ズーマーが復活した?」

「新型ズーマーは電動?」

「日本でも発売される?」

「価格はいくら?」

「免許なしで乗れる?」

と気になる内容が多いモデルです。

しかも、2000年代のズーマーを知る人にとっては、ペダルがなくなり、かつてのデザインに近づいたこと自体が大きな話題になります。

一方で、実際には中国向けモデルなので、日本発売と混同しないことが重要です。

「懐かしいズーマーが電動化されて進化した」という話題性と、「日本でも買えるのか?」という疑問が重なって、現在の関心につながっていると考えられます。

まとめ

Hondaズーマーが現在注目されている理由は、中国向け電動モデル「ZOOMER e:」の2026年モデルが登場し、ペダル廃止や航続距離の向上など大きな変更が行われたためです。

新型は丸目2灯や鋼管フレームなど、かつてのズーマーを思わせるデザインを残しながら、最大105kmの航続距離、前後ディスクブレーキ、TCS、スマートフォン連携などを備えています。

一方、今回のモデルは中国市場向けです。

2026年8月7日時点で日本向けの正式な発売発表は確認できず、中国で免許不要だからといって日本でも同じ条件で乗れるわけではありません。

私も「ズーマー復活」という言葉だけを見ると日本発売を期待しましたが、現段階では「中国で進化を続けている電動ズーマーが再び注目されている」と理解するのが正確です。

日本でもこのデザインのZOOMER e:が正式に登場するのか、今後のHondaの発表が気になるところです。

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