お弁当に卵焼きを入れたいとき、甘い味が苦手だと、砂糖を抜くだけでいいのか迷いやすいです。
私も以前は、甘くない卵焼きにしたくて砂糖だけを減らし、冷めたときに味がぼんやりして物足りなく感じることがありました。
お弁当用の甘くない卵焼きは、砂糖を抜くよりも、だし、しょうゆ、塩のバランスで味の輪郭を作ると食べやすくなります。
卵2個なら、だし大さじ1前後、しょうゆ小さじ1/2ほど、塩ひとつまみを目安にし、みりんを入れる場合も香りづけ程度にすると、ごはんに合う落ち着いた味になります。
だしを増やしすぎると巻きにくく、水分も出やすくなるため、お弁当用では家庭で食べるだし巻きより少し固めに仕上げるのが扱いやすいです。
また、お弁当に入れる卵料理は半熟にせず、中心まで固まるまで加熱し、粗熱を取ってから詰めることを優先したいところです。
甘くない卵焼きは、濃い味でごまかすより、液体を入れすぎないこと、焦がさず焼くこと、冷ましてから切ることまで決めておくと、朝でも迷わず作りやすくなります。
お弁当の卵焼きを甘くない味にする基本
甘くない卵焼きは、砂糖を抜くだけでは味が決まりにくいです。
甘さの代わりに、だしの香り、塩気、しょうゆの風味で輪郭を作ると、お弁当でも食べやすくなります。
まずはこの順番で味を決める
- だし味にするか、しょうゆ味にするか決める
- 卵に入れる液体を少なめにする
- 塩気は少量から入れる
- みりんは甘さではなく香りづけとして考える
- 焼いたあとに冷めた味を想像して調整する
この順番にすると、砂糖を抜いたあとに味がぼやける失敗を減らせます。
ここで迷いやすいのが、甘くないイコールしょっぱい味にしてしまうこと。
お弁当は冷めてから食べるため、濃い塩味よりも、だしと少しのしょうゆでごはんに合う味へ寄せる方が食べやすいです。
卵2個ならだし少量から始める
卵2個で作る場合、だしを入れすぎると巻きにくくなります。
最初は大さじ1前後を目安にし、慣れてから好みに合わせて増減すると失敗しにくいです。
液体が多い卵液はやわらかく仕上がりやすい反面、破れやすく、お弁当では水分も気になりやすくなります。
しょうゆは香りづけ程度にする
しょうゆを入れると、甘くない卵焼きでも味が締まります。
ただし、多く入れると色が濃くなり、焦げやすくなることがあります。
少量を混ぜ、足りない分は塩で整えるくらいにすると、焼き色も味も落ち着きやすいです。
甘くない卵焼きの味付けパターン
甘くない卵焼きは、いつも同じ味にしなくても大丈夫です。
だし、しょうゆ、塩、具材の組み合わせを決めておくと、朝に迷う時間を減らせます。
だし塩味
だし塩味は、いちばんシンプルで、お弁当の副菜にも合わせやすい味です。
卵、だし、塩を混ぜ、好みで少量のしょうゆを加えます。
甘みをほとんど入れないため、焼きすぎると卵の香りが強く出やすいので、焦がさず中心まで火を通すことを意識します。
しょうゆだし味
しょうゆだし味は、ごはんに合わせやすい卵焼きにしたいときに向いています。
だしに少しのしょうゆを入れると、冷めても味が分かりやすくなります。
ただ、しょうゆが多いと焦げやすいところ。
火加減を少し落とし、薄く流して巻くと、色が濃くなりすぎるのを防ぎやすくなります。
青ねぎ入り
青ねぎを入れると、甘くない卵焼きに香りと彩りが出ます。
お弁当に入れる場合は、ねぎを細かく刻み、卵液に均一に混ぜます。
大きく切ると巻くときに破れやすくなるため、見た目よりも巻きやすさを優先したいところです。
チーズ入り
チーズ入りは、甘くない卵焼きにコクを足したいときに使いやすいです。
塩気があるため、しょうゆや塩は控えめにします。
入れすぎると冷めたときに重く感じることがあるので、少量を内側に巻くくらいが弁当向きです。
お弁当向きに焼くときの注意点
お弁当の卵焼きは、ふわとろ感よりも、冷めても崩れにくく安全に食べやすいことを優先します。
甘くない味にするときも、焼き方の基本は変わりません。
半熟にしない
農林水産省は、お弁当に入れる卵焼きやゆで卵などの卵料理は、半熟ではなく完全に固まるまでしっかり加熱するよう案内しています。
やわらかさを残したい気持ちはありますが、お弁当は作ってから食べるまでに時間が空きます。
中心まで火を通し、切った断面に生っぽさがないかを見る流れにしたいところです。
水分を増やしすぎない
だし巻き風にしようとしてだしを多く入れると、巻きにくくなり、切ったあとに水分が出やすくなります。
お弁当用なら、家庭で食べるだし巻きよりも少し固めを目安にすると扱いやすいです。
冷めたときにべちゃっとしにくく、ほかのおかずにも水分が移りにくくなります。
冷ましてから詰める
温かいまま弁当箱に入れると、蒸気がこもり、水分が出やすくなります。
農林水産省のお弁当作りの案内でも、ごはんやおかずは冷ましてから詰めることが示されています。
卵焼きは焼いたあとに少し置き、粗熱が取れてから切ると形も崩れにくくなります。
甘くない卵焼きを朝に作りやすくするコツ
朝のお弁当作りでは、味付けで迷う時間が意外と負担になります。
甘くない卵焼きは、使う調味料を絞っておくと続けやすくなります。
基本の配合をメモしておく
卵2個、だし少量、しょうゆ少し、塩ひとつまみのように、自分の基本配合を決めておくと迷いません。
その日の主菜が濃い味なら卵焼きは薄めにし、主菜があっさりならしょうゆを少し足すと全体のバランスが取りやすくなります。
毎回レシピを探すより、家の味を1つ決めておく方が朝は楽です。
具材は入れすぎない
ねぎ、チーズ、のり、かつお節などは、甘くない卵焼きに合いやすい具材です。
ただし、具材が多いと巻きにくく、火の通りも見えにくくなります。
最初は1種類だけ入れ、慣れてから組み合わせると作りやすくなります。
まとめ
お弁当の卵焼きを甘くない味にするなら、砂糖を抜くだけでなく、だし、しょうゆ、塩のバランスで味を作ると食べやすくなります。
卵2個なら、だし少量、しょうゆ少し、塩ひとつまみを基本にし、みりんは入れても香りづけ程度にすると、ごはんに合う落ち着いた味になります。
お弁当用では、半熟にせず中心まで固めること、液体を入れすぎないこと、冷ましてから詰めることを優先したいところです。
朝に迷わないよう基本の配合を決めておくと、甘くない卵焼きは毎日のお弁当に入れやすい副菜になります。


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